新春のお慶びを申し上げます。
旧年中はお世話になりました。
日本国憲法の改正議論がますます現実化する中で、そもそも自分の足許で民主主義を実践できているのだろうか、
という思いを懐くようになりました。
自分の足許とは、居住する地域であり、また、職能団体かつ自治組織である弁護士会です。
例えば、弁護士会で女性役員の割合が3割に満たない現状。
「クリティカル・マス(量的変化が質的変化に転じる境目)」として、「3割」は重要な意味を有するそうです。
女性に限りません。外国籍の人、障害者、生活困窮者etc.
要するに、多数派に属する人が7割以上を占めてしまうと、議論の多様性が弱まるということです。
あらゆる立場の人の状況を広く視野に入れて、「ソーシャルインクルージョン(社会的包摂)」の理念で
自らの居場所を主体的に作っていきたいと思います。
「憲法カフェ」の講師にも、引き続きお呼びください。
本年もよろしくお願いいたします。
2018年 新春
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